ECS Service Connect がゾーン認識ルーティングに対応――クロスゾーンコストを削減する新機能
同一AZ内通信を優先し、レイテンシとデータ転送コストを同時に改善
ECS Service Connect にゾーン認識ルーティングが登場 Amazon ECS の Service Connect は、マイクロサービス間の通信をシンプルに管理するための仕組みです。サービスディスカバリやヘルスチェック、リトライなどの機能を内包し、クラスター内のサービス同士が名前ベースで接続できるようにしています。 今回追加された ゾーン認識ルーティング(Zone-Aware Routing) は、その Service Connect にネットワーク効率化の視点を加える機能です。 なぜ「ゾーン認識」が重要なのか AWSのリージョンは複数の アベイラビリティーゾーン(AZ) で構成されており、高可用性を確保するためにサービスを複数のAZに分散させるのが一般的です。しかし、AZをまたいでトラフィックが流れると、次の2つのコストが発生します。 - クロスゾーンデータ転送費用:AZ間の通信には追加のデータ転送料金がかかります - レイテンシの増加:物理的に離れた場所との通信は、同一AZ内に比べて遅延が生じます 特に、多数のマイクロサービスが高頻度で通信し合うアーキテクチャでは、このクロスゾーンコストが無視できない規模になる場合があります。 タイミングの背景 AWSはここ数年、データ転送コストの透明化と削減を重視する姿勢を強めています。ゾーン認識ルーティングは、Applicat
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